洗浄力テスト
オーケーファストクリーン#15N250Eとナチュラル樹脂(PP)を使い洗浄能力を比較しました。
1分
オーケーファストクリーンが排出しはじめると樹脂表面が凹凸になる
3分
色が変わり、旧色がなくなり始める
5分
色替えはほぼ終了
6分
オーケーファストクリーンの素材色しか見られない。
洗浄作業が6分で完了!
かなり色が残っている
比較検証の結果
ナチュラル樹脂(PP)では25ショットかかった色替え作業がオーケーファストクリーンではなんと6ショットで完了!
強力な洗浄力を実現しました。
洗浄メカニズム
オーケーファストクリーンはとりわけ着色剤を含む成形用樹脂の洗浄効果に優れたもので、特に押出成形機や射出成形機のシリンダーやスクリュウ(熱可塑性樹脂加工装置内部)に付着している樹脂や着色剤、充填剤を含む樹脂組成物に対し、効果が最大限に発揮されます。
オーケーファストクリーンは高分子量成分の樹脂が基材となっており、シリンダーやスクリュウに付着している汚れを餅のような粘性を保持しながら外に掻き出す「パージ効果」と、優れた溶融特性でシリンダー内のデッドスペースなど狭い部分の汚れまで拭き取る「ワイピング効果」による洗浄メカニズムが特徴です。
この2つの効果を利用することで洗浄効率が高くなり、短時間での色替え(洗浄作業)とオーケーファストクリーン自体の低残留性を実現し材料変更後の成形作業をスムーズに行うことが出来ます。また、成形機よりスクリュウを抜く場合などでも容易にスクリュウ脱着が可能です。